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「品性」の意味と使い方や例文!「知性」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
品性

【読み方】
ひんせい

【意味】
道徳的基準から見た、その人の性質。人格。

【語源・由来】
「品」は「物や人の質によって分けた等級。」
「性」は「さが。うまれつき。うまれながらの心のはたらき。たち。」

【類義語】
人品、人格

品性(ひんせい)の使い方

健太
こんな記事を書くなんて、この新聞社の品性を疑うね。
ともこ
これはひどいわね。
健太
これで事実と異なっていたら、どう責任をとるんだろうね。
ともこ
社長が責任をとるしかないわよね。

品性(ひんせい)の例文

  1. 品性を養う。
  2. 健太くんは品性下劣だ。
  3. そんなことをいうとは品性が疑われる。
  4. 彼は品性が卑しい。
  5. 品性を陶治する。

「品性」と「知性」の違いは?

品性」に似ている語に「知性(ちせい)」があります。

知性」は、
①物事を知り、考え、判断する能力。人間の、知的作用を営む能力。
②比較・抽象・概念化・判断・推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまでつくりあげる精神的能力。

という意味です。

品性」は、道徳的規準から見た人柄をいいます。対して「知性」は、物事を知り、考え、判断する能力をいうので意味が違います。