【二字熟語】
陳謝
【読み方】
ちんしゃ
【意味】
①わけをのべてあやまること。
②礼を言うこと。
【語源・由来】
「陳」は「のべる。告げる。申したてる。」
【類義語】
謝罪、深謝
陳謝(ちんしゃ)の使い方
いじめ問題で、学校側の対応が不十分だったって陳謝していたね。
陳謝されても亡くなった子は帰ってこないわよ。
次の犠牲者が出ないように、経験として活かされることを願うよ
そうなるといいわね。
陳謝(ちんしゃ)の例文
- 暴言を陳謝する。
- 陳謝の意を表する。
- 会社は不祥事を陳謝した。
- 大臣は公に失言を陳謝した。
- 彼に遅れたことを陳謝する。
「陳謝」と「謝罪」の違いは?
「陳謝」に似た言葉に「謝罪」があります。
「謝罪」は「罪やあやまちをわびること。」をいう語で、「陳謝」「謝罪」ともに謝るという意味です。
しかし、「陳謝」には「礼を言うこと」という感謝の意味も含まれるため、その点が「謝罪」と異なります。
また、「陳謝」は事情を述べて謝るという意味ですが、「謝罪」には事情を述べるという意味がありません。
「陳謝」:この度の件は私の判断ミスによるもので、ご迷惑をおかけしましたことを深く陳謝いたします。
「謝罪」:この度の件で、ご迷惑をおかけすることとなり申し訳ございません。
「陳謝」はなぜそうなったかを述べて謝ることをいいます。対して「謝罪」は罪やあやまちを認め謝るという意味で使われます。区別して上手に使いましょう。