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「承知」の意味と使い方や例文!「ご承知おきください」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
承知

【読み方】
しょうち

【意味】
①事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。
②依頼・要求などを聞き入れること。承諾。
③相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。

【語源・由来】
「承」は「うけたまわる。ひきうける。」
「知」は「しる。さとる。わかる。」

【類義語】
承諾、把握、納得、認識、認知、承服、受諾、了解、了承、首肯

【対義語】
拒絶、拒否、不承知

承知(しょうち)の使い方

ともこ
音楽の先生が健太くんのお姉さんだということは秘密にしておくように言われたわよね。
健太
うん。秘密厳守だよ。
ともこ
でも、割と多くの生徒が、先生は健太くんのお姉さんだということを承知していたみたいよ。
健太
もうばれていたか。

承知(しょうち)の例文

  1. 健太くんがルーズな性格だということは百も承知だ。
  2. その計画は、採算が取れないことを承知の上で進められています。
  3. 無理を承知でお願いしています。
  4. 承知だと思いますが、あの国とは同盟を結んでいます。
  5. 当事者である健太くんが承知しているのなら、私は口をはさみません。

「ご承知おきください」とは?

承知」を用いた表現の一つに「ご承知おきください」があります。

ご承知おきください」とは、「ご」+ 「承知」+「しておく」+「ください」から成る語です。

知っておいてくださいという意味で使います。

【例文】
・効果に個人差があります事、ご承知おきください
・最善を尽くしますが、難しいということをご承知おきください
・転売取引されたチケットの入場禁止などの手段をとらせていただく場合がございますことをご承知おきください