【二字熟語】
最期
【読み方】
さいご
【意味】
(「ご」は呉音)いまわのきわ。命の終わる時。死にぎわ。臨終。
【語源・由来】
命の終わる時の意。
【類義語】
最終、末、終い、終わり
最期(さいご)の使い方
健太くん。親友を亡くしたのよね。
そうなんだ。最期は思い出を語り合って過ごしたんだよ。
最期の時を一緒に過ごすことができたのね。
彼の家族が許可してくれたおかげで最期を看取ることができたんだよ。
最期(さいご)の例文
- 裏番長のともこちゃんに逆らったら最期だ。
- 愛犬の最期を看取ることができた。
- 彼はあっけない最期を迎えた。
- 安らかな最期だった。
- 悲惨な最期を遂げたそうだ。
「最期」と「最後」の違いは?
「最期」に似た語に「最後(さいご)」があります。
「最後」は、
①最も後であること。最終。結末。
②臨終。死。最期(さいご)。
③(「・・・(た)がー」「・・・たらー」の形で)いったん・・・したら、それっきり。
という意味です。
「最期」と「最後」は、ある期間の最もうしろという意味は同じです。
【両語の違い】
「最期」・・・死に際
「最後」・・・物事の最も後
「最期」は、「ローマ帝国の最期」「最期の言葉」のように、主に人生や国の歴史など一度しかない終末を表します。
「最後」は、「行列の最後」「披露宴の最後」のように、いくつか続いている物事の最もうしろをいいます。
「最期」と「最後」は意味が異なる部分があるので注意しましょう。