頑健の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
頑健
【読み方】
がんけん
【意味】
体が頑丈で極めて壮健なこと。
すごい健康な人のことを、この「頑健」という言葉で表すんやな。なるほどな。こんな人がうらやましいわ~。
【語源・由来】
「頑」は「おちる。おとす。上から下へ物がおちる。攻めおとす。敗れる。」
「健」は「こころ。きもち。」
【類義語】
頑丈、丈夫、壮健、達者
【対義語】
虚弱
頑健(がんけん)の解説
「頑健」という言葉は、体がとても丈夫で、すごく健康な状態を示す言葉なんだよ。
たとえば、毎日運動をして、食生活も気を付けている人は、体が強くて病気になりにくいだろうね。そういう人の体のことを「頑健なからだ」と言ったりするんだ。例えば「よく鍛えた頑健なからだ」という表現は、運動やトレーニングを頻繁に行って、その結果として非常に健康で丈夫な体を手に入れた、という意味になるんだよ。
そして、この「頑健」から派生して、「がんけんさ」という言葉もあるんだ。これは「頑健」の性質や状態を表す名詞で、つまり、体が頑健であること、またはそのような状態を指すんだ。
だから、「頑健」という言葉は、体がとても丈夫で健康なこと、また、そのような状態や性質を持つことを表しているんだね。
頑健(がんけん)の使い方
頑健(がんけん)の例文
- 健太くんは風邪一つひかない頑健な人です。
- 頑健な身体をつくるために、食事に気をつかう。
- 健太くんは頑健なので、一年中半袖短パンで過ごす。
- おじいちゃんは、70歳だと思えないくらい頑健だ。
- 頑健さだけが取り柄の健太くんは、皆勤賞をもらった。
頑健の文学作品などの用例
「頑健」と「健康」の違いを解説
「頑健」に似ている言葉に「健康」があります。
「健康」は「身体に悪いところがなく心身がすこやかなこと。達者。丈夫。壮健。また、病気の有無に関する体の状態。」という意味です。
「頑健」と「健康」は、「元気で丈夫」という意味は同じです。
違いは、「頑健」の方が身体が頑丈というニュアンスが強いという点です。
一方、「健康」は体が正常で異常がない状態を示しており、さらに、心の状態や考え方も正常であることも含むんだ。
ほんで、「健康」は、体がええ感じで、心もしっかりしてることやろ。普段から風邪引かへん、考えもしっかりしてる、そんな状態を言うんやな。似てるけど、ちょっとニュアンスがちゃうねんな。
つまり、病気になりにくく、とても元気なことを意味しているんだ。