曖昧の読み方・意味とは?(語源由来・類義語・対義語)
【二字熟語】
曖昧
【読み方】
あいまい
【意味】
はっきりしないこと。確かでないこと。
「曖昧」は、「物事があいまいではっきりしていない」や「なんか怪しくて信じられへん」っていう意味があるんやな。
つまり、「はっきりとした態度を持つ大切さ」や「信頼できるものを見極めることの大切さ」を教えてくれる言葉なんやな。
【語源・由来】
「曖」は「かげる。日がかげって暗い。」
「昧」は「はっきりしない。あやふや。」
【類義語】
不確か、曖昧、うやむや、あやふや、漠然
【対義語】
明確、明瞭
曖昧(あいまい)の解説
カンタン!解説
「曖昧」って言葉は、何かがはっきりしないときや、なんとなく怪しいと感じるときに使うんだよ。これは2つの意味があるんだ。
1つ目の意味は、物事や態度がはっきりしないこと、またその様子を表すよ。例えば、「曖昧な答え」って言ったら、その答えが具体的ではなく、どちらとも取れるような答えを指すんだよ。その答えを聞いた人は、具体的に何を指しているのか分からないかもしれないね。
2つ目の意味は、なんとなく怪しい、信じられない、ちょっとダメな感じのことを指すよ。例えば、「曖昧宿」って言ったら、その宿がなんだか信用できない、または、ちょっと問題があるような宿を指すよ。
それから、「曖昧」は日本語では「あいまい」や「あやふや」とも言うんだ。「あいまい」は、わざと物事をはっきりさせないときに使うことが多いよ。一方、「あやふや」は、人が言葉や態度をはっきりさせられないときに使うことが多いんだよ。
曖昧(あいまい)の使い方
健太くん。何よその微笑は。
えーっと。その・・・。
曖昧な微笑でごまかさないではっきり言いなさいよ。
えーっと。ごめんなさい。
曖昧(あいまい)の例文
- 曖昧な返事だった。
- 健太くんは曖昧に笑った。
- 曖昧な言葉を使いすぎる。
- 曖昧な態度をとるから誤解される。
- 曖昧な言葉でごまかす。
「曖昧模糊」とは?
「曖昧」を用いた語に「曖昧模糊」があります。
「曖昧模糊」は「ぼんやりしていて、はっきりしないさま。」
をいいます。
「曖昧模糊」という表現は、物事が明確でなく、ぼんやりとしている様子を表すんだ。
これは、あやふやで決まりきらない状態を指すよ。
「曖昧模糊」っていうのは、「物事がぼんやりしていて、あんまりはっきりせえへん」っていう意味なんやな。
これは、「物事をちゃんと見極める」や「はっきりとした態度を持つ大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【例文】
- 曖昧模糊とした説明だった。
- 曖昧模糊として定かではない。
一つ目は、態度や物事が明確でない、つまりはっきりしないという状態を指すよ。
二つ目は、なにかが怪しくて疑わしい、つまりいかがわしいという状態を示すよ。