果断の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
果断
【読み方】
かだん
【意味】
物事を思いきって行うこと。決断力のあること。また、そのさま。
迷わずにパッと行動できる人のことを言うんや。迷ってばっかりいるとチャンスを逃しちゃうからな、これは大事なことやね。
【語源・由来】
「果」は「思いきってする。思いきりがいい。」
「断」は「思いきって。きっと。かならず。」
【類義語】
大胆、英断
【対義語】
優柔不断
果断(かだん)の解説
「果断」という言葉は、何かを迷わず、思い切って決める力や様子を表す言葉なんだよ。
たとえばね、大事な決定をしなきゃいけないときや、迅速に行動しなきゃいけない状況で、しっかりとその場で判断を下す力を持っていることを「果断」と言うんだ。物事を先送りにせず、その場でしっかりと決断する姿勢のことも指しているよ。
例えば、「果断な処置」という言葉は、必要なときにすぐに取るべき行動や措置を、迷わず、即座に取ることを意味しているんだ。急な事態や困った状況で、すぐに適切な行動をするのは「果断」と言われるよ。
また、「積極果断」という言葉は、ただ単に迷わずに決断するだけでなく、それを前向き、積極的に行うことを強調しているんだ。これは、待っているだけでなく、自分から行動を起こして、物事を進めていく強い意志や決断力を持っている様子を示しているよ。
そして、「かだんさ」という言葉は、人や物事が持っている「果断」な性質や特徴を示す言葉だよ。例えば、ある人が何事にも迷わず、すぐに行動するという特性を持っているなら、その人の性格は「かだんさがある」と言えるんだ。
だから、「果断」という言葉は、物事を迷わず、しっかりと決めること、またはそのような行動や様子を示しているんだよ。
果断(かだん)の使い方
果断(かだん)の例文
- 剛毅果断な健太くんは勇猛な人として知られています。
- 地球温暖化に対して果断な行動をとる。
- ともこちゃんの果断な処置がみんなの命を救った。
- 織田信長は果断な人で優れていたが、他人から理解されにくかった。
- 社長の果断なる命令を待つばかりです。
果断の文学作品などの用例
「果断に富む」とは?
「果断」は「果断に富む」という表現で使われることがあります。
「果断に富む」の「富む」は、ここでは(才能・性質などを)多く備えているという意味です。
「果断に富む」とは「すぐれた決断力がある」ということです。
つまり、迷わずにしっかりとした選択や判断を下す能力が高いことを示している。
迷いがなくて、さっくりと物事を決めてしまう、そんな感じのことを言うんやね。ん~、悩むよりも、さっさと決める力があるってことやな!
【例文】
- 果断に富むともこちゃんは生徒会長にふさわしい。
- 彼は果断に富んだ知事なので有事には頼りになる。
- 果断に富んだ人じゃないと、この情報化社会は生き抜くことはできない。