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「睥睨」の意味と使い方や例文!「天下を睥睨する」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
睥睨

【読み方】
へいげい

【意味】
①にらみつけて勢いを示すこと。
②横目でじろりとにらみつけること。

【語源・由来】
「睥」「睨」ともに「にらむ。横目で見る。」

【類義語】
睨み

【対義語】
微笑む

睥睨(へいげい)の使い方

ともこ
健太くん。新しい空手部の顧問の先生はどう?
健太
いつも部員全員を睥睨しているかのように見渡しながら厳しく指導しているよ。
ともこ
何だか大変そうね。
健太
顧問の先生、代わってくれないかな。

睥睨(へいげい)の例文

  1. 覇者として近隣諸国を睥睨する。
  2. 我々を睥睨するかのようにカラスが塔の上で鳴いている。
  3. ここは隣国を睥睨する要衝の地です。
  4. 健太くんは、すました顔であたりを睥睨するような大人びた風情だ。
  5. 富士山は、付近の山々を睥睨するかのようにはるか昔からそそり立っている。

「天下を睥睨する」とは?

睥睨」は、「天下を睥睨する」という表現で使われることがあります。

天下を睥睨する」は「全国をにらみつけて勢いを示すこと。」をいいます。

【例文】

  1. タワーマンションの高層階に住むと天下を睥睨するかのような感覚を味わうことができる。
  2. 都会にコンプレックスを持っている健太くんは、都会をこき下ろし天下を睥睨するかのような発言をした。