【二字熟語】
畢竟
【読み方】
ひっきょう
【意味】
①究極、至極、最終などの意。
②さまざまな経過を経ても最終的な結論としては。つまるところ。結局。
【語源・由来】
梵語「atyanta」の訳。
「畢」も「竟」も終わる意。
【類義語】
要するに、とどのつまり
畢竟(ひっきょう)の使い方
ともこちゃん。何であんな奴と話をしているんだよ。
同じクラスの男の子なんだから普通でしょ?
あんな奴と話すなんてだめだよ。
畢竟するに、健太くんはやきもちを焼いているわけね。
畢竟(ひっきょう)の例文
- この国のことを知ることは、畢竟自分のルーツを知ることになると考えています。
- そんなことを考えることは、畢竟無駄だと知ったのである。
- 経験したことがない者には、畢竟理解されない。
- 僕がともこちゃんを好きだったのも、畢竟母の面影を追ってのことなのか。
- 畢竟、人の世の栄枯盛衰は、一場の夢にすぎない。
「畢竟するに」とは?
「畢竟」はよく「畢竟するに」という表現で使われます。
「畢竟するに」とは「詮じつめれば。結局のところ。」という意味です。
「要するに」と同じような意味です。
【例文】
- 畢竟するに責任には会社側にある。
- 畢竟するに、国民の立場に立つことができる首相が必要だ。
- 畢竟するに、生きるということは恥をかくということなのだ。