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「畢竟」の意味と使い方や例文!「畢竟するに」とは?(類義語)

【二字熟語】
畢竟

【読み方】
ひっきょう

【意味】
①究極、至極、最終などの意。
②さまざまな経過を経ても最終的な結論としては。つまるところ。結局。

【語源・由来】
梵語「atyanta」の訳。
「畢」も「竟」も終わる意。

【類義語】
要するに、とどのつまり

畢竟(ひっきょう)の使い方

健太
ともこちゃん。何であんな奴と話をしているんだよ。
ともこ
同じクラスの男の子なんだから普通でしょ?
健太
あんな奴と話すなんてだめだよ。
ともこ
畢竟するに、健太くんはやきもちを焼いているわけね。

畢竟(ひっきょう)の例文

  1. この国のことを知ることは、畢竟自分のルーツを知ることになると考えています。
  2. そんなことを考えることは、畢竟無駄だと知ったのである。
  3. 経験したことがない者には、畢竟理解されない。
  4. 僕がともこちゃんを好きだったのも、畢竟母の面影を追ってのことなのか。
  5. 畢竟、人の世の栄枯盛衰は、一場の夢にすぎない。

「畢竟するに」とは?

畢竟」はよく「畢竟するに」という表現で使われます。

畢竟するに」とは「詮じつめれば。結局のところ。」という意味です。

要するに」と同じような意味です。
【例文】

  1. 畢竟するに責任には会社側にある。
  2. 畢竟するに、国民の立場に立つことができる首相が必要だ。
  3. 畢竟するに、生きるということは恥をかくということなのだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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