「強靭」の意味と使い方や例文！「強靭な人」とは？（類義語・対義語）

強靭の読み方・意味とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
強靭

【読み方】
きょうじん

【意味】
しなやかで強いこと。柔軟でねばり強いこと。また、そのさま。

「強靭」という言葉は、しなやかでとても強いこと、または柔軟で粘り強い状態やその様子を表しているんだよ。

あぁ、それはつまり、「しなやかやのにガッチリと強い」みたいな感じやな。ゴムみたいに伸びるけど、ちぎれへんようなもんか。

強さと柔らかさを兼ね備えてるってことやね。これは、いろんなことに適応できる力のことやな。

【語源・由来】
「強」は「力や勢いがある。固く丈夫だ。つよい。」
「靭」は「なめし皮のように、丈夫で柔らか。」

【類義語】
タフ、逞しい

【対義語】
脆弱

強靭（きょうじん）の解説

カンタン！解説

「強靭」という言葉は、何かがしなやかで強く、柔軟でねばり強いことを表しているんだよ。

たとえば、「強靭な肉体」という表現は、その人の体はただ筋肉質であるだけでなく、しなやかさも持ち合わせていて、様々な動きや負荷にも耐えることができるということを意味しているんだ。スポーツ選手とか、訓練をたくさんして体を鍛え上げた人たちが、この「強靭な肉体」を持っているって言われることが多いよ。

また、「強靭な意志」という表現は、人の心の中の思いや決意が、どんな困難な状況でもぶれずに、強く持続していることを言っているんだ。例えば、目標に向かって、どんなに大変なことがあってもあきらめずに頑張り続ける人のことを、この「強靭な意志」を持っていると言うことができるよ。

ちなみに、この「強靭」という言葉から派生した言葉として「きょうじんさ」があるんだ。これは「強靭」の特徴や性質を表す名詞として使われることがあるよ。

だから、「強靭」という言葉は、しなやかで強く、ねばり強い性質や状態を表しているんだね。

強靭（きょうじん）の使い方

健太くん。空手部の部長になったそうね。

そうなんだよ。僕より彼の方が強靭な人なのに、何で僕なんだろう。

健太くんにしかできないって先輩方は思ったんだから、その思いに応えないと！

そうだね。弱気な自分にさよならして強靭な人間になろう。

強靭（きょうじん）の例文

1. 彼は、鍛えぬいた強靭な筋肉を持っている。
2. 強靭な精神力の持ち主です。
3. 強靭な彼の先を行くことは不可能だ。
4. あの学校は、強靭な肉体を持つ留学生選手が多い。
5. 手では切れない強靭な紐だ。

強靭の文学作品などの用例

1. ･･･がなく意志の自律性を強靭に固守する点で形式的主観的でありながら、･･･ 倉田百三「学生と教養」

2. ･･･日蓮の信仰を内面的に強靭にした。彼はあわただしい法戦の間に、昼夜･･･ 倉田百三「学生と先哲」

3. ･･･。　ヴァニティ。この強靭をあなどってはいけない。虚栄は、どこにで･･･ 太宰治「答案落第」

「強靭な人」とは？

「強靭」を用いた表現の一つに「強靭な人」があります。

「強靭な人」とは、ビジネスでは、精神が強い人をいいます。

「強靭な人」とは、

• 自己肯定感が強く、自分だけでなく他人のことも信頼している人。
• 固定観念や主観にとらわれることがなく、どんな意見にも耳を傾ける人。
• 思考や性別に関わらず分け隔てなく人に接し、心が穏やかで安定してる人。
• 強い意志をもち、自己管理能力に優れている人。

をいいます。

「強靭な人」という言葉は、ビジネスの場で特に強いメンタルを持つ人を指すことが多いよ。

具体的には、自分をしっかりと信じているだけでなく、他人のことも深く信頼している人。また、自分の固定観念や主観に囚われず、さまざまな意見を受け入れることができる人。そして、人を公平に扱い、心の平穏さと安定感を保っている人。さらには、自分の目標に向かって力強く進む意志と、自己をきちんと管理する能力を持つ人を指すんだ。

あー、なるほど！ビジネスの世界で「強靭な人」って言ったら、どんな困難があってもめげない、しっかり者のことやな。自分の信じる道を進むけど、他人の意見も大事にする。

そして、どんな人でも公平に接して、心はいつも冷静で安定してる。さらに、自分のことはしっかり管理できるんやな。うーん、そんな人、ビジネスの場では頼りにされるタイプやろな。目指したいわ～！