【二字熟語】
奏効
【読み方】
そうこう
【意味】
ききめがあらわれること。
【語源・由来】
「奏」は「成果を得る。」
「効」は「きく。ききめがある。」
【類義語】
奏功、結実、成就、小成
奏効(そうこう)の使い方
父さんが病気なんだ。
治療はしているの?
お医者さんが言うには新薬が奏効するらしんだけど、副作用が心配なんだよね。
治療法があるなら良かったじゃないの。副作用は心配だけど、奏効して治ると良いわよね。
奏効(そうこう)の例文
- 新薬が奏効した。
- その薬は彼女の頭痛には何の奏効もなかった。
- お医者さんが提案してくれた治療が奏効した。
- ステロイドが奏効した。
- 外用療法が奏効しない場合、内服による治療が行われる。
「奏効」と「奏功」の違いは?
「奏効」に似ている語に「奏功(そうこう)」があります。
「奏功」は目標どおりの成果があがること。功を奏すること。(例:和解工作が奏功する。)
という意味です。
「奏効」と「奏功」の違いは、「奏効」が主に医療の現場で使われる言葉である点です。
また、「奏功」には手柄をあげるという意味ですが、「奏効」は治療のききめがあらわれることをいうので意味が異なります。