「激動」の意味と使い方や例文！いい意味でも使える？（類義語）

激動の読み方・意味とは？（類義語）

【二字熟語】
激動

【読み方】
げきどう

【意味】
激しくゆれ動くこと。特に、状況・情勢などがめまぐるしく変化すること。

「激動」という言葉は、物事が非常に激しく変化することを意味しているんだ。

これは主に、状況や情勢が急速に変わることを表す言葉だよ。

ああ、なるほどな～。じゃあ「激動」って言うのは、世の中のことがビュンビュンと早く変わるような状態のことやな。

たとえば、政治がグルグル変わったり、世界が大きく動いたりするような。そういう、ビックリするぐらい急に変わることを言うんやね。

【語源・由来】
激しく動く意。

【類義語】
震動、振動、動揺

激動（げきどう）の解説

カンタン！解説

「激動」という言葉はね、物事がすごく激しく動いたり変わったりすることを意味しているんだよ。特に、世の中の状況や事情がすごく速く、そして大きく変わることを表しているんだ。

たとえばね、「激動する世界情勢」という言葉を使ったら、世界中で起こっていることがすごく早く変わっていって、予想もつかないようなことがたくさん起こる状態を表しているんだよ。例えば、ある国で急に大きな事件が起こったり、新しい政治の動きがあったりすると、世界のいろんな国に影響を与えて、状況がどんどん変わっていくんだ。

また、「戦後の激動期」という言葉は、戦争が終わった後の時期に、国や社会が大きく変化する時期を表しているんだ。戦争が終わると、いろんな国で新しい政府ができたり、人々の暮らし方が変わったりする。そんな大きな変化がたくさんある時期を「激動期」と言うんだよ。

だから、「激動」という言葉は、何かがすごく速く、大きく変わること、特に世界や社会の中での大きな変化を表しているんだね。

激動（げきどう）の使い方

唐揚げ屋さんの閉店が増えたよね。

そもそも唐揚げ屋さんが増えすぎだった気がするわ。

確かに急に増えたよね。

食用油や小麦粉の高騰も原因だと思うけどね。小さな唐揚げ屋ですら、激動の世界情勢に翻弄されるんだから大変よね。

激動（げきどう）の例文

1. この年は、金融業界にとって激動の一年だった。
2. 激動の時代をどう生き抜くか考えておく必要がある。
3. 彼の激動の人生を振り返ってみた。
4. 戦後の混乱と激動の中を生き抜いた逞しい人々の物語です。
5. 固より次第に激増する雑多な思想の混乱激動に出会うのは覚悟の前です。私は一つの譬喩を茲に挿みます。（与謝野晶子、激動の中を行く）

激動の文学作品などの用例

1. ･･･うに――と云って心の激動は、体中に露われているのですが――今日ま･･･ 芥川竜之介「捨児」

2. ･･･したら今日の詩は疑と激動の中から生れてくる。然しこうした詩の徴候･･･ 小川未明「詩の精神は移動す」

3. ･･･鏡を見て或る場合心の激動の静まるときもあります。――両親、兄、Ｏ･･･ 梶井基次郎「橡の花」

いい意味でも使える？

「激動」は、激しくゆれ動くことを意味する言葉です。

なのでいい意味で使われることはありません。