【二字熟語】
成形
【読み方】
せいけい
【意味】
①かたちづくること。また、ある形に作ること。形成。
②素材に一定の形付けをする工程。轆轤または型を用いて陶磁器の素地をつくること。プラスチック工業などでもいう。
③耕地に適当な形をつけて、種まきや植え付けの場所を定めること。平作と畝作に大別。
【語源・由来】
「成」は「なしとげる。つくりあげる。しあがる。なる。」
「形」は「かた。かたち。」
【類義語】
形成
【対義語】
変形
成形(せいけい)の使い方
この金型は何?
プラスチックを成形するためのものよ。
へえ。これで同じものがたくさんできるわけだね。
成形技術が進歩して便利になったわよね。
成形(せいけい)の例文
- 陶土を成形する。
- プラスチックの成形に用いる型。
- 粘土を素焼きにした型で成形する。
- パン生地を成形する。
- きれいな歪みのない球体に成形されていた。
「成形」と「成型」や「形成」の違いは?
「成形」に似ている語に「成型」「形成」があります。
「成形」と「成型」の違い
辞書で「せいけい」と調べると、「成形・成型」と一緒に記載されているので、漢字表記が異なりますが同じ意味です。
「成形」と「形成」の違い
「形成」は一つのまとまったものに作り上げること。形づくること。
という意味です。
「成形」と「形成」は「かたちづくること。また、ある形に作ること。」という意味は同じです。
しかし、「形成」には、「成形」のような「素材を一定の形にする」という意味がない点が異なります。