【二字熟語】
水際
【読み方】
みずぎわ
【意味】
1 水面が陸地と接している所。みぎわ。
2 上陸する直前。
3 物の、水面に接する所。また、船の喫水 (きっすい) 線。
4 生け花で、花材が水面に接するところ。
【語源・由来】
「水」は「みず。」
「際」は「きわ。」
【類義語】
波打ち際、渚
水際(みずぎわ)の使い方
空港での水際対策が甘くて、変異株が次々と入ってきたわよね。
この国際化社会では食い止めることは不可能だよね。
今後も同じようなことが起こりうるんでしょうね。
何度も繰り返しあると思うよ。
水際(みずぎわ)の例文
- 麻薬の密輸入を水際で防ぐ。
- コレラの侵入を水際で食い止めた。
- 敵の上陸を阻むための水際作戦が決行された。
- 不正薬物の密輸を水際で防ぐために麻薬探知犬がいる。
- 感染症蔓延で、海外からの入国者に対する水際対策は十分とは言えなかった。
「水際対策」「水際作戦」とは?
「水際」を用いた語に、「水際対策」と「水際作戦」があります。
「水際対策」と「水際作戦」は同義語です。
意味は、
①上陸してくる敵軍を海岸線で撃滅する作戦。
②転じて、病原菌・禁制品などを入国の際に点検して防ぐこと。
「水際対策」は、主に②の意味をいうことが多いです。