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「猶予」の意味と使い方や例文!「ご猶予」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
猶予

【読み方】
ゆうよ

【意味】
①ぐずぐず引き延ばして、決定・実行しないこと。
②実行の日時を延ばすこと。

【語源・由来】
「猶」は「ぐずぐずしてためらう。」
「予」は「ぐずぐずする。」
「楚辞(離騒)」から。

【類義語】
躊躇、逡巡、ためらい

【対義語】
即時、即刻

猶予(ゆうよ)の使い方

健太
あの事件を起こした犯人が、懲役年5年執行猶予1年の判決を受けたね。
ともこ
5年間罪を起こさなければ、刑罰の執行を免れるのよね。
健太
それって甘すぎる判決じゃないの?
ともこ
再犯しないように自分自身と戦うのも並大抵のことじゃないのよ。

猶予(ゆうよ)の例文

  1. 一刻の猶予もならぬ。
  2. 債務者が支払いの猶予を求める。
  3. 執行猶予付きの判決。
  4. 猶予期間を置く。
  5. 健太くんに一週間の猶予を与えよう。

「ご猶予」とは?

猶予」は「ご猶予」という表現で使われます。

ご猶予」は「猶予」に接頭辞「」を付けた丁寧な表現です。

猶予」には「実行の日時を延ばすこと。」という意味があり、「しばらくご猶予いただけますでしょうか。」というように、ビジネスの場面では相手に延長や延期をお願いするための丁寧な表現として使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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