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「背信」の意味と使い方や例文!「裏切り」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
背信

【読み方】
はいしん

【意味】
信頼や約束を裏切ること。信義にそむくこと。

【語源・由来】
「背」は「そむく。」
「信」は「信頼や約束を裏切ること。信義にそむくこと。」

【類義語】
背教

【対義語】
忠実、忠誠

背信(はいしん)の使い方

ともこ
健太くんは、あんなに私の世話になったのに、私の悪口を言うなんて背信行為だわ。
健太
話の流れで、ついともこちゃんの悪口を言ってしまっただけで本心ではないんだよ。
ともこ
信頼関係が崩れて、私たちの間には深い溝ができたわ。
健太
ごめんなさい。

背信(はいしん)の例文

  1. 許し難い背信行為だ。
  2. 国に対する行為だ。
  3. 妻に対する背信行為を認めた。
  4. その会社がやったことは社会への背信行為に当たる。
  5. 世話になった上司への背信行為だ。

「背信」と「裏切り」の違いは?

背信」に似ている語に「裏切り」があります。

裏切り」は、

うらぎること。味方を捨てて敵方についたり、約束・信義・期待に背いたりすること。

をいいます。

背信」と「裏切り」はどちらも、予想とは違う事態になった時に使われます。

背信」は信頼していた相手に騙されること、「裏切り」は約束の有無に関係なく、期待に背かれることをいう点が違います。

裏切り」よりも「背信」の方が、罪が重いニュアンスで使われます。
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