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「示唆」の意味と使い方や例文!「示唆に富む」「示唆を受ける」とは?(類義語)

【二字熟語】
示唆

【読み方】
しさ

【意味】
(ジサとも)それとなく気づかせること。また、暗にそそのかすこと。

【語源・由来】
「示」は「しめす。さししめす。おしえる。」
「唆」は「そそのかす。けしかける。」

【類義語】
暗示

「示唆に富む」「示唆を受ける」とは?

示唆」は、ビジネスの場面で「示唆に富む」「示唆を受ける」という表現で使われることがあります。

「示唆に富む」

示唆に富む」は「暗に教えられることが多い」という意味です。

示唆に富んだ本」というように、本を読んでいろいろと学ぶことが多かったという時に使われます。

【例文】

  1. 示唆に富んだ話を聞くことができた。
  2. ともこちゃんの論文は示唆に富んでいた。
  3. その講演は示唆に富み、得るところが多かった。

「示唆を受ける」

示唆を受ける」は「他人から良い影響を受ける、自分の利益になるものがある」という意味で使われます。

示唆」の「それとなく気づかせる」という意味から、「感化された」というニュアンスで使われます。

【例文】

  1. 先輩の姿勢には大いに共感するところがあり、少なからぬ示唆を受けました。
  2. 執筆にあたり、ともこちゃんとの対話に示唆を受けました。
  3. 監督からは多くの示唆を受けました。

示唆(しさ)の使い方

ともこ
健太くん。空手の試合はどうだった?
健太
ともこちゃんから示唆されていたのに、試合が終わるまでその事の重大さに気が付かなかったんだ。
ともこ
示唆されなくても自分で気が付かないといけないことだから、実力が足りなかったってことでしょうね。
健太
次の試合までにもっと努力をするよ。

示唆(しさ)の例文

  1. 大臣の更迭を示唆する談話。
  2. 部下に何らかの示唆を与える。
  3. 市長の発言は辞任の可能性を示唆している。
  4. 彼は退団を示唆した。
  5. 有益な示唆をいただく。
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