解放の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
解放
【読み方】
かいほう
【意味】
束縛 (そくばく) されたり、制限されたりしているものを、ときはなして自由にすること。
何かに縛られてるのを、ぱっと開放して、自由にすることやね。束縛から解き放たれるってことやな。
【語源・由来】
「解」は「解き放す。」
「放」は「束縛を解いて自由にする。」
【類義語】
放つ、放す、解き放す
【対義語】
束縛、保持、捕獲、重圧、拘禁、確保、抑圧、拿捕、圧力、拘束、閉鎖、封鎖、監禁、封印、制限、制御、捕縛
解放(かいほう)の解説
「解放」という言葉は、何かがしっかりと縛られている、あるいは制限されている状態から、それを取り除いて自由にすることを指すんだよ。
例えば、ある人がお金の問題で困っていたとして、その問題がなくなったら「貧困から解放される」と言うことができるんだ。これは、その人がお金の心配から自由になった、っていう意味になるよ。
また、「解放感」という言葉もあって、これは「自由になったと感じること」や「重荷が取れたような気持ち」を指すよ。たとえば、大きな試験が終わった後に感じる気軽さや、長い時間の仕事が終わった後の安堵感なんかを表しているんだ。
つまり、「解放」っていう言葉は、束縛や制限から自由になること、またはそのような感覚を表しているんだね。
解放(かいほう)の使い方
解放(かいほう)の例文
- 人質を解放する。
- 女性を家事から解放する。
- 奴隷を解放する運動をする。
- 重責から解放される。
- 試験期間が終わり、解放感に浸っている。
解放の文学作品などの用例
「解放感」と「開放感」の違いは?
「解放」は、よく「解放感(かいほうかん)」という表現で使われます。
「解放感」の意味
「解放感」は、束縛や制限からときはなして自由にされた感じ。
という意味です。
「初めての一人暮らしで解放感に浸る。」というように、自由を謳歌する意味で使われます。
「開放感」の意味
「解放感」と同じ読み方の語に「開放感」があります。
「開放感」は、空間が開けて見える感じ。空間が大きく見える感じ。
という意味です。
「大きな窓があり開放感がある。」というように、空間が開けて見える様をいいます。
「解放感」と「開放感」の違い
「解放感」は解き放たれて自由になる感じ、「開放感」は開け放たれて空間が大きく見える感じをいうので、意味が違います。