【二字熟語】
心痛
【読み方】
しんつう
【意味】
①心配して深く思い苦しむこと。心を痛めること。
②胸が痛くなること。胸痛。
【語源・由来】
「心」は「こころ。精神。」
「痛」は「心がいたむ。苦しむ。なやむ。」
【類義語】
気疲れ、気苦労、心労、ストレス
心痛(しんつう)の使い方
男の子が誘拐されたんだってね。
ご両親の心痛を思うと言葉もないわ。
早く見つかると良いね。
無事に見つかってほしいわ。
心痛(しんつう)の例文
- ともこちゃんは、心痛が絶えない。
- 彼女は心痛のあまり寝込んでしまった。
- 健太くんは家族のことで心痛が絶えない。
- 彼は家庭でも会社でも心痛の種を抱えています。
- 心痛のあまり床に伏してしまいました。
「心痛」と「心労」の違いは?
「心痛」に似ている語に「心労(しんろう)」があります。
「心労」は、あれこれ心配して心を使うこと。また、それによる精神的な疲れ。気苦労。気疲れ。
という意味です。
「心痛」は、重大な問題や大きな不幸に対して深く心を痛めることをいいます。対して「心労」は、主に、長期的な問題に対して使われ、心配して心を使うことをいう点が違います。