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「邪悪」の意味と使い方や例文!「悪」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
邪悪

【読み方】
じゃあく

【意味】
心がねじ曲がって悪いこと。また、そのさまやそのもの。奸悪 (かんあく) 。

【語源・由来】
「邪」は「正道と食い違うこと。ねじけている。よこしま。」
「悪」は「正しくない。わるいこと。」

【類義語】
腹黒、卑劣、性悪

【対義語】
善良、神聖

邪悪(じゃあく)の使い方

ともこ
健太くんは邪悪な心を持ってるわね。
健太
何でそう思うの?
ともこ
今、すごく邪悪そうな顔をしているもの。
健太
邪悪な考えが顔に出てしまったか。

邪悪(じゃあく)の例文

  1. 健太くんは邪悪な心の持ち主だ。
  2. 邪悪な考えを行動にうつす。
  3. 邪悪な気配が漂っている。
  4. 邪悪そうな男が立っている。
  5. 邪悪な顔つきの健太くんには注意しよう。

「邪悪」と「悪」の違いは?

邪悪」に似ている語に「(あく)」があります。

」は、
①わるいこと。人道・法律などに反すること。不道徳・反道徳的なこと。
②芝居などで、敵役。
③人名・官名などに付いて、性質・能力・行動などが、あまりにすぐれているのを恐れていう意を表す。

という意味です。

邪悪」は、不道徳で意図的を強調していう語です。

対して 「」は、不道徳・反道徳的なわるいこと全般をいい、意図的であるとは限らない点が違います。

また「」には、芝居の敵役という意味や「代官」のように、人名・官名などに付いて、性質・能力・行動などが、あまりにすぐれているのを恐れていう意を表す点が「邪悪」と違います。

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