巷間の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
巷間
【読み方】
こうかん
【意味】
まちのなか。また、世間。ちまた。
みんなが知ってる、そこら中のことやねんな。なんや、身近な言葉やったんやな。
【語源・由来】
「巷」は「町や村の小道。町中。」
「間」も「二つの物のあいだ。ある範囲の中。」
町中の意から。
【類義語】
世間、ちまた
巷間(こうかん)の解説
「巷間」という言葉はね、街中や、みんなが生活しているこの世界、つまり、私たちがよく「世間」と呼んでいる場所のことを指しているんだよ。
たとえばね、「巷間で取りざたされるうわさ」という言葉は、街中で人々がよく話している噂のことを指すんだ。例えば、新しい映画の公開情報や、近所に新しくオープンするカフェの話など、人々の興味を引くような話題のこと。つまり、みんながその話題について興味を持って、会話している様子を表しているんだ。
また、「巷間に伝わる話」という言葉は、街中や世間の人々の間で広く知られている話のことを言うんだ。例えば、地元で有名な英雄の話や、昔から言い伝えられている不思議な話があると、それが「巷間に伝わる話」ということになるんだよ。これは、昔からのお話や、街の有名な出来事が、時間を経て多くの人々に知られている状況を示しているんだ。
だから、「巷間」という言葉は、私たちの生活している町や世間全体のことを示しているんだね。
巷間(こうかん)の使い方
巷間(こうかん)の例文
- 秘密はすぐに巷間に知れ渡った。
- 巷間に議論が巻き起こった。
- 巷間で信じられていることと事実に乖離が生じている。
- 巷間の怪談の中に、口裂け女の話がある。
- 健太くんの不名誉な噂が巷間の話題になった。
巷間の文学作品などの用例
「巷間流布」とは?
「巷間」を用いた語に「巷間流布(こうかんるふ)」があります。
「巷間流布」の「流布」とは、「世に広まること。広く世間に行き渡ること。」をいいます。
「巷間流布」は、広く世間に知られることという意味です。
つまり、多くの人々の間で知られるようになることなんだ。
あっちこっちでパッパと広がって、いつの間にかみんなの耳に入ってるってわけや。つまり、いろんな話が世の中に広まるってことやな。
【例文】
- 巷間流布された言葉を集めて、年末に流行語大賞を開催する。
- 巷間流布された噂は、調査の結果、真実でした。
- SNSの影響で、巷間流布されるスピードが速くなった。
つまり、私たちの周りの一般的な社会や環境、日常生活の中で起こっていること全般を指すんだよ。