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「馬齢」の意味と使い方や例文!「馬齢を重ねる」とは?他人に使うのは失礼!(類義語)

【二字熟語】
馬齢

【読み方】
ばれい

【意味】
①馬の年齢。
②自分の年齢を謙遜していう語。犬馬の齢 (よわい) 。

【語源・由来】
馬の年齢という意味。

【類義語】
犬馬の齢

馬齢(ばれい)の使い方

健太
おじいちゃんが85歳になったんだよ。
ともこ
元気だから、人生まだまだこれからね。
健太
無為に馬齢を重ねてきてしまって恥ずかしいっていっていたよ。
ともこ
健太くんのおじいちゃんは努力家で物知りで、無為な人生じゃないのにね。

馬齢(ばれい)の例文

  1. 馬齢を重ねてきただけなので、とてもそんな大役は引き受けられません。
  2. 馬齢を重ねている内に、少しは世間のことが分かるようになりました。
  3. 私も馬齢を加えてそろそろ引退の潮時となりました。
  4. いたずらに馬齢を重ねただけなんだから、喜寿のお祝いなんていらないよ。
  5. 馬齢を重ねてきただけなので、尊敬されるような人間ではありません。

「馬齢を重ねる」とは?他人に使うのは失礼!

馬齢」は、「馬齢を重ねる」という表現で使われることが多いです。

馬齢を重ねる」とは、これといったこともしないでむだに年を重ねる。ただ年をとる

という意味です。

「むなしく馬齢を重ねる。」「僕などいたずらに馬齢を重ねてきただけだよ。」というように、年を取ることをへりくだって、また、自嘲していう語です。

馬齢を重ねる」は自分の年齢を謙遜していう言葉なので、他人が年を重ねることに対して使うのは失礼にあたります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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