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「版図」の意味と使い方や例文!「領土」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
版図

【読み方】
はんと

「はんず」は間違った読み方です。

【意味】
一国の領域。領土。また一般に、勢力範囲。

【語源・由来】
「版」は「戸籍。」
「図」は「地図。」

【類義語】
領土、領域、領地、領分、勢力範囲、勢力圏、縄張り、テリトリー、島

版図(はんと)の使い方

健太
アレキサンダー大王は広大な版図を築いたんだよね。
ともこ
一代ですごいわよね。
健太
彼が長生きしていたら歴史が変わっていたかもね。
ともこ
大きく変わっていたでしょうね。

版図(はんと)の例文

  1. 版図を広げる。
  2. 彼が王位についている時、最大版図を築いた。
  3. 近隣諸国を征服し、大版図を実現した。
  4. 戦国時代に、広大な版図を築いた。
  5. 当時、ローマは広大な版図を持っていた。

「版図」と「領土」の違いは?

版図」に似ている語に「領土(りょうど)」があります。

領土」は、
①領有している土地。領地。
②国家の統治権の及ぶ区域。土地からなる国家の領域であるが、広義には領海・領空を含めて用いられる。

という意味です。

版図」には「領土」という意味があり、同義語と言えます。

しかし、「版図」には、勢力範囲という意味があり、「領土」にその意味がない点が違います。