【二字熟語】
抜擢
【読み方】
ばってき
【意味】
多くの人の中から特に選び出してある役目につけること。
【語源・由来】
「抜」は「多くのものの中からそのものだけを選び取る。」
「擢」は「ぬきんでる。ぬきだす。」
【類義語】
登用、採用、起用、選出
抜擢(ばってき)の使い方
ともこちゃん。生徒会長になるんだって?
もう聞いたの?
まだ一年生なのに、異例の抜擢だね。
生徒会長直々にお願いされたら断れないわ。
抜擢(ばってき)の例文
- 新人俳優を主役に抜擢する。
- 彼を官房長官に抜擢する。
- 30歳の若さで社長に抜擢された。
- ともこちゃんは、チームの一員に抜擢された。
- 一年生でレギュラーに抜擢された。
目上には失礼?
「抜擢」は、大勢の中から、その人を目的に合う者、または、能力のある者として選び出し、特に重要な役目に付けることをいいます。
なので「抜擢」は、経験の少ない新人や若手に対して使います。
すでに能力が認められているベテランに「大抜擢ですね」というのは、失礼にあたります。