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「望郷」の意味と使い方や例文!「望郷の念」とは?(類義語)

【二字熟語】
望郷

【読み方】
ぼうきょう

【意味】
故郷を懐かしむこと。故郷に思いをはせること。

【語源・由来】
「望」は「遠方を見渡す。」
「郷」は「ふるさと。」

【類義語】
郷愁、懐郷、思郷、ノスタルジア、ホームシック

望郷(ぼうきょう)の使い方

健太
テレビで故郷が特集されていて、おじいちゃんが望郷の念にかられたみたいだよ。
ともこ
年を取ると遠くに行くのは大変よね。
健太
そうなんだ。だからアルバムを見返していたよ。
ともこ
私も海外に旅立つ日が来たら、望郷の念にかられる日が来るのかしらね。

望郷(ぼうきょう)の例文

  1. 川を見るたびに、押し寄せる望郷の念を感じずにはいられない。
  2. この写真を見ると望郷の念にかられるが、故郷はもう無い。
  3. 年を取れば取るほど、望郷の思いは強くなるばかりです。
  4. 留学してまだ二か月しか経っていないのに、こんなに望郷の念が湧くとは自分でも意外だった。
  5. 望郷の念を募らせて、彼はノイローゼになってしまった。

「望郷の念」とは?

望郷」を用いた表現の一つに「望郷の念(ぼうきょうのねん)」があります。

望郷の念」とは、故郷を懐かしく思う気持ちという意味です。

【例文】

  1. 浦島太郎は乙姫と結婚したが、ある日望郷の念にかられて地上に帰ることにした。
  2. 望郷の念が募り、修行の途中で日本に帰国した。