「直面」の意味と使い方や例文！「対面」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
直面

【読み方】
ちょくめん

【意味】
物事に直接対すること。

【語源・由来】
「直」は「じかに。すぐに。」
「面」は「顔を向ける。向き合う。」

【類義語】
遭遇、面会、会敵

【対義語】
回避、逃避

直面（ちょくめん）の使い方

老舗のお菓子メーカーが倒産の危機に直面したんだって。

人気が無くなったの？

SNSで、デマが拡散されたんだって。

SNSって企業を救うこともあるけど、倒産させる危険性もあるのね。使う人も読むだけの人も気を付けないといけないわね。

直面（ちょくめん）の例文

1. 自分の力ではどうしようもできない問題に直面した。
2. 競技人口の減少から、少年野球チームは危機に直面している。
3. 電話の切羽詰まった声から、彼が危険に直面しているらしいことがわかりました。
4. 核家族化が進み、人間の死というものに直面したことのない子供が増えた。
5. 感染患者が急増し、医療崩壊の危機に直面した。

「直面」と「対面」との違いは？

「直面」に似ている語に「対面（たいめん）」があります。

「対面」とは、
①顔を合わせて会うこと。
②互いに向き合うこと。

という意味です。

「直面」は、困難な事態にあって、避けることができないことをいいます。

対して「対面」は、顔を合わせて合うこと、互いに向きあうことをいうので、両語は似ていますが意味が違います。