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「挑発」の意味と使い方や例文!「挑発行為」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
挑発

「挑撥」とも書く。

【読み方】
ちょうはつ

【意味】
相手を刺激して、事件や紛争などを引き起こすように、また、好奇心や欲情などをかきたてるようにしむけること。

【語源・由来】
「挑」は「相手に行動を仕掛ける。いどむ。」
「発」は「(「撥」の代用字)はねかえす。はね上げる。」

【類義語】
扇動

【対義語】
抑止、制止

挑発(ちょうはつ)の使い方

ともこ
健太くん。よく強豪校相手に勝てたわね。
健太
相手を挑発して冷静さを失わせたんだよ。
ともこ
ちょっと卑怯な作戦ね。
健太
挑発に乗る方が悪いんだよ。

挑発(ちょうはつ)の例文

  1. 挑発的態度をとる。
  2. 挑発に乗る。
  3. 中指を立てるのは、下品な挑発行為とされる。
  4. 健太くんの挑発するような言葉にかっとなる。
  5. ともこちゃんは挑発に乗りやすい。

「挑発行為」とは?

挑発」を用いた表現の一つに「挑発行為(ちょうはつこうい)」があります。

挑発行為」の「行為」とは、ここでは、ある意思をもってするおこないをいいます。

挑発行為」とは、相手を刺激して、事件や紛争などを引き起こさせるおこないをいます。

【例文】
・隣国が、軍事訓練と称してミサイルを撃つ挑発行為をしてくる。
・あんな挑発行為にのってはいけない。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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