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「寵児」の意味と使い方や例文!「時代の寵児」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
寵児

【読み方】
ちょうじ

【意味】
①特別にかわいがられる子供。
②時流に乗ってもてはやされる人。

【語源・由来】
「寵」は「めぐむ。いつくしむ。かわいがる。」

【類義語】
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「時代の寵児」とは?

寵児」はよく「時代の寵児」という表現で使われます。

時代の寵児」とは「その時代の風潮に合った才能を発揮して成功し、人々にもてはやされる人。」という意味です。

【例文】

  1. 健太くんは一大旋風を巻き起こした時代の寵児だ。
  2. 多角的な経営を行い成功した彼は、時代の寵児としてもてはやされた。
  3. コンクールで入賞し、一躍時代の寵児として脚光を浴びた。

寵児(ちょうじ)の使い方

ともこ
健太くん。ピアノ界の寵児が私たちの学校にいるわ。
健太
しかも学校の古いピアノを弾いているね。
ともこ
何でこんなところでピアノを弾いているんでしょうね。
健太
何でか分からないけれども、腕がいいとこんなにもピアノの音が違って聞こえるんだね。

寵児(ちょうじ)の例文

  1. 芥川賞を受賞し、たちまち文芸界の寵児となった。
  2. 健太くんはオーナーの寵児で、いつでも特別扱いです。
  3. 生まれ持っての才能をもつともこちゃんはまさに神の寵児
  4. ほとんど無名だった健太くんが、一躍寵児として名をはせることとなった。
  5. 文壇の寵児と呼ばれた健太くんは後が続かず、今では一発屋と呼ばれています。