【二字熟語】
断定
【読み方】
だんてい
【意味】
①はっきり判断を下すこと。また、その判断。
②ある命題の真偽をはっきり言明すること。
【語源・由来】
「断」は「きっぱりと決める。」
「定」は「さだめる。さだまる。きめる。きまる。」
【類義語】
断言、確信、特定、判断、決めつけ
【対義語】
推定、推測、臆測、見当
断定(だんてい)の使い方
給食を食べた複数の人が腹痛と嘔吐で病院に運ばれたらしいよ。
食中毒かしら?
保健所が調べて原因を断定すると思うよ。
今は梅雨だし、十中八九、食中毒でしょうね。
断定(だんてい)の例文
- 個別の事故については調査中なので、安易に原因を断定するような発信は控える。
- 第一発見者を犯人と断定してはいけない。
- 健太くんが、今、幸せか不幸か、私には断定することはできない。
- 携帯電話がつながらないからといって、彼があぶない目にあっているとは断定できない。
- その村がどちらの方角にあるのか断定することはできなかった。
「断定」と「断言」の違いは?
「断定」に似ている語に「断言(だんげん)」があります。
「断言」とは、「はっきり言い切ること。明言すること。」という意味です。
「断定」も「断言」も、はっきり明言するという意味があります。
しかし「断定」は、ある命題の真偽をはっきり言うことをいいます。
また「断定」は、主に、はっきり判断を下すことという意味で使われます。