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「他界」の意味と使い方や例文!「逝去」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
他界

【読み方】
たかい

【意味】
①自分が属さない世界。よその世界。
②死後の世界。あの世。来世。また、夢や忘我状態のときに魂がさまよう所。
③死ぬことを婉曲にいう語。

【語源・由来】
人間界を去って他の世界に行く意。

【類義語】
逝去、死去、死没、物故、永眠

【対義語】
誕生

他界(たかい)の使い方

健太
おじいちゃんは、あの木に花が咲く日を心待ちにしていたんだよ。
ともこ
花が咲く前に他界してしまったの?
健太
そうなんだ。
ともこ
墓前にこの花を供えましょうよ。きっと喜んでくれるわ。

他界(たかい)の例文

  1. 祖母が他界すると、後を追うように祖父も他界しました。
  2. 兄は去年、病気が原因で他界しました。
  3. 夢をかなえると、五年前、癌で他界した母と約束しました。
  4. この写真を撮った三か月後、彼女は他界しました。
  5. ともこちゃんが、健太くんが長い闘病生活から解放されて旅立ちましたと、他界を告げました。

「他界」と「逝去」の違いは?

他界」に似ている語に「逝去(せいきょ)」があります。

逝去」とは、「他人を敬って、その死をいう語。」という意味です。

他界」も「逝去」も、人の死をいう語です。

しかし「他界」は、婉曲に死を表現した語です。

対して「逝去」は、他人の死の尊敬語である点が違います。