【二字熟語】
断然
【読み方】
だんぜん
【意味】
①きっぱりとしたさま。おしきって行うさま。決然。
②(下に打消しを伴って)決して。断じて。
③他とかけはなれて違うさま。
【語源・由来】
「断」は「思いきって。きっと。かならず。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」
【類義語】
きっぱり、断固
【対義語】
曖昧、漠然
断然(だんぜん)の使い方
健太くんは、走ることにかけては断然学年一よね。
かけっこで負けたことは無いよ。
勉強もそれくらいできたら良かったのにね。
天は二物を与えずっていうからね。
断然(だんぜん)の例文
- 結婚以前の恋愛詩を断然差押えて出版させなかったのも、彼女であった。(中島敦、光と風と夢)
- 観客は断然10代から20代の若者が多い。
- 庶民は、消費税アップには断然反対する。
- 迷うまでもなく、断然こちらを選ぶでしょう。
- 試合はアウェイよりもホームの方が断然有利です。
「断然お得」とは?
「断然」を用いた表現の一つに「断然お得」があります。
「断然お得」とは、他とかけはなれて得である、非常に得という意味です。
【例文】
- お値打ち価格で断然お得。今が買いです。
- 五個まとめて買った方が断然お得です。