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「鮮明」の意味と使い方や例文!「旗幟を鮮明にする」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
鮮明

【読み方】
せんめい

【意味】
あざやかではっきりしているさま。

【語源・由来】
「鮮」は「形・色がくっきりしている。あざやか。」
「明」は「光があってあかるい。はっきり見える。あかるさ。」

【類義語】
鮮やか、明瞭、くっきり、鮮烈、判然、明確

【対義語】
曖昧、模糊、不鮮明、漠然

鮮明(せんめい)の使い方

健太
これは鮮明な映像だね。
ともこ
鮮明だから、だれも反論できないでしょう?
健太
これは、UFOの存在を認めざるを得ないね。
ともこ
この写真を公開したら、世界的に話題になるわよ。

鮮明(せんめい)の例文

  1. 鮮明な映像の防犯カメラなので、万引き犯のしわまで見てとれる。
  2. あの時の記憶は、今でも鮮明に覚えている。
  3. 企業としての方向性を鮮明にする。
  4. 取材したことが頭の中で鮮明なうちに文章にする。
  5. 無理やり忘れていた恐怖が鮮明によみがえってきた。

「旗幟を鮮明にする」とは?

鮮明」を用いた表現の一つに「旗幟を鮮明にする(きしをせんめいにする)」があります。

旗幟を鮮明にする」は、四字熟語「旗幟鮮明(きしせんめい)」からです。

旗幟を鮮明にする」とは、はたじるしがあざやかではっきりしていることをいいます。転じて、態度・主義・主張などをはっきりさせることをいいます。

【例文】

  1. 町長と村長は、町村合併について旗幟を鮮明にした。
  2. 綱領を改めて革新政党としての旗幟を鮮明にした。
  3. 知事任せにせず、国として、基地問題について旗幟を鮮明にすべきだ。