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「洞察」の意味と使い方や例文!「洞察力が鋭い」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
洞察

【読み方】
どうさつ

【意味】
よく見通すこと。見抜くこと。

【語源・由来】
「洞」は「奥底まで見抜く。」
「察」は「調べて明らかにする。」

【類義語】
先見、明察

【対義語】
節穴

洞察(どうさつ)の使い方

健太
ホームズは、分析や洞察力に優れているんだよね。
ともこ
実在したら、迷宮入りする事件が無くなるでしょうね。
健太
ホームズみたいな探偵や警察はいないのかな。
ともこ
ホームズの時代よりも犯罪が多岐にわたって複雑化しているから、ホームズより洞察力がないと解決できないと思うわ。

洞察(どうさつ)の例文

  1. その目は、ときとして、非常に洞察力の深いものになることもあるのだ。(アレクサンドル・デュマ、王妃マルゴ 上)
  2. 日本の未来についてすぐれた洞察力をもつ政治家はいない。
  3. その日の講演会の内容は、私にその問題に対する洞察を与えてくれました。
  4. その僧は新しい科学の話をも深い洞察と自信とを以てかれに話した。(田山花袋、ある僧の奇蹟)
  5. 自分の心を見せなければ、相手の心をよく洞察できると考えている。(ルソー、告白 上)

「洞察力が鋭い」とは?

洞察」を用いた表現の一つに「洞察力が鋭い(どうさつりょくがするどい)」があります。

洞察力が鋭い」とは、普通の人が見抜けない点までを、直観や優れた観察力で見抜く力があることをいいます。

【例文】

  1. 彼は、戦況だけでなく、選手の精神状態について洞察力が鋭い監督だ。
  2. ともこちゃんは、人間行動の内面的動機への洞察力が鋭い
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