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「溺愛」の意味と使い方や例文!「寵愛」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
溺愛

【読み方】
できあい

【意味】
むやみにかわいがること。盲愛。

【語源・由来】
「溺」は「あることに心を奪われ、他を顧みない。」

【類義語】
盲愛、猫かわいがり、寵愛

【対義語】
疎外

溺愛(できあい)の使い方

ともこ
健太くんは、両親から溺愛されているわね。
健太
兄さんたちと一回り年齢が離れているからね。
ともこ
可愛くて仕方ないのね。
健太
兄さんたちには申し訳ないくらい大事にされているよ。

溺愛(できあい)の例文

  1. 一人息子を溺愛する。
  2. 孫が生まれ、孫を溺愛する友人の気持ちが分かった。
  3. 彼の溺愛ぶりは異常だ。
  4. 実の息子のように弟子を溺愛した。
  5. 遅くにできた子供だったので、花よ蝶よと溺愛された。

「溺愛」と「寵愛」の違いは?

溺愛」に似ている語に「寵愛(ちょうあい)」があります。

寵愛」は、特別に大切にして愛することをいいます。

溺愛」も「寵愛」も、とてもかわいがることをいいます。

しかし「溺愛」は、盲目的に愛することをいい、冷静さや常識的な範疇を超えた過剰な愛情をいいます。

対して「寵愛」は、特別扱いをしてとても大切にすることをいい、「溺愛」と比べて、周囲の状況が見えていて、冷静さが感じられるニュアンスです。

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