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「愛護」の意味と使い方や例文!(類義語・対義語)

愛護の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
愛護

【読み方】
あいご

【意味】
①かわいがって庇護すること。
②歌舞伎の稚児 (ちご) 用のかつらの一。

庇護」とは、かばって守ること。
二字熟語の博士
「愛護」という言葉は、大事にし、守り抜くという意味があるんだ。「動物愛護」などと使われることが多いよ。

それからもう一つ、「愛護」は歌舞伎で稚児(ちご)用のかつらの名前としても使われるんだ。

助手ねこ
つまり、「愛護」は、「大事に守る」って意味なんやな。例えば、「動物愛護」は動物を大切に守ろうということを言うんやな。

それから、歌舞伎の世界では、稚児(ちご)のかつらの名前も「愛護」なんやて。言葉って、色んな意味があって深いなあ。

【類義語】
保護、養護、庇護

【対義語】
虐待

愛護(あいご)の解説

カンタン!解説
解説

「愛護」っていう言葉は、大切に扱い、保護するという意味があるよ。

1つ目の意味としては、誰かや何かを愛情深く保護し、ケアすることを示すんだ。たとえば、「動物愛護」は、動物たちを大切に扱い、その安全と健康を保つための活動を指すよ。これは、虐待から保護したり、絶滅から保護したり、その生息環境を守るといったことも含まれるんだ。

2つ目の意味は、歌舞伎の稚児(ちご)用のかつらを指すよ。歌舞伎では、稚児というのは子役のことを言うんだけど、その子役がつける特定のかつらのことを「愛護の若」や単に「愛護」と言うことがあるんだよ。このかつらは、子役が大人の役を演じるときに使われることが多いよ。

だから、「愛護」っていう言葉は、大切に扱い、保護するという意味があるし、歌舞伎の稚児用のかつらのことを指すこともあるんだね。

愛護(あいご)の使い方

健太
10月10日は、目の愛護デーだね。
ともこ
なんでこの日なのか知ってる?
健太
そういえば知らないな。トントン拍子に目が良くなる日とか?
ともこ
10を横にすると、眉毛と目に見えるからよ。

愛護(あいご)の例文

例文
  1. 彼は伝統芸能を愛護し、保存と保護および、後世に伝える活動を行っています。
  2. 動物を愛護する気持ちのない人に、他者を思いやることはできない。
  3. 地元の人はこの川を愛し、愛護意識が高く、清掃活動が盛んに行われています。
  4. 奈良では、鹿は神の使いとされ愛護されています。
  5. 徳川綱吉は、生類憐みの令を発布し、生き物を愛護するよう訴えた。

愛護の文学作品などの用例

  1. ・・・私は自分を愛護してその道を踏み迷わずに通って行けばいいのを知るよ・・・ 有島武郎小さき者へ

  2. ・・・しかし俺たちは自分の愛護する芸術のために最後まで戦わねばならない・・・ 有島武郎ドモ又の死

  3. ・・・業に対して、惜しみ、愛護し、伝うべきであると。 まことに、詩人た・・・ 小川未明ラスキンの言葉