「道義」の意味と使い方や例文！「道義に反する」とは？（類義語）

【二字熟語】
道義

【読み方】
どうぎ

【意味】
人のふみ行うべき正しい道。道理。

【語源・由来】
「道」は「それによって人を一定の方向に導くもの。モラルや信仰上の教え。」
「義」は「人のふみ行うべき正しい筋道。」

【類義語】
正義、人道、人倫、大道、義

道義（どうぎ）の使い方

市長が辞任したわね。

政治献金の受領は法的には問題はないけれども、道義的責任は大きいとして辞任の意向を示したんだって。

法律に定められていないからと言って、やっていいわけではないことってたくさんあるわよね。

道義に反する行為だったね。

道義（どうぎ）の例文

1. 事故の道義的責任をとる。
2. 道義を重んじる。
3. 道義性に反する。
4. 健太くんの行為は道義的に許せない。
5. ともこちゃんは道義心の強い人です。

「道義に反する」とは？

「道義」は、「道義に反する」という表現で使われることがあります。

「道義に反する」の「反する」とは、ここでは、命令や教えなどにそむくという意味です。

「道義に反する」とは、「人のふみ行うべき正しい道にそむく。道理にそむく。」という意味です。

【例文】

1. 工場の汚染水を垂れ流すとは、道義に反する行為だ。
2. 恩師に対して義理を欠く行為をするのは、道義に反する。
3. 道義に反するとして、スポーツ選手の薬物使用は厳禁とされる。