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「理屈」の意味と使い方や例文!「屁理屈」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
理屈

「理窟」とも書く。

【読み方】
りくつ

【意味】
①物事の筋道。道理。ことわり。
②こじつけの理由。現実を無視した条理。また、それを言い張ること。
③やりくり。金の工面。また、心づもり。手はず。

【語源・由来】
「理」は「ことわり。物事のすじみち。」
「屈」は「(窟の代用字)理のつまるところ。」

【類義語】
仕組み、筋道、理論、道理

【対義語】
本能、屁理屈

理屈(りくつ)の使い方

健太
逆上がりのコツを教えてよ。
ともこ
こういうことは理屈ではなく体で覚えるのよ。
健太
できないのにどうやって体で覚えるの?
ともこ
できる人の動きをよく見て、何回も繰り返しやってみるのよ。

理屈(りくつ)の例文

  1. 理屈ではわかっている。
  2. 健太くんが、理屈をこねている。
  3. それは理屈に合わない話だ。
  4. 世間は理屈道理にはいかない。
  5. ともこちゃんは、理屈ばかり言って仕事をしない。

「理屈」と「屁理屈」の違いは?

理屈」に似ている語に「屁理屈(へりくつ)」があります。

屁理屈」は、「まるですじの通らない理屈。道理に合わない理屈。」という意味です。

理屈」も「屁理屈」も物事の筋道という意味です。

しかし、「理屈」は、すじの通った論理という良い意味とこじつけの理論という悪い意味の両方に使われます。

対して「屁理屈」は、道理に合わない勝手な理屈をいう点が違います