鋭感の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
鋭感
【読み方】
えいかん
【意味】
鋭敏な感覚。敏感。多感。
「鋭感」は、感覚がとても敏感で、物事をよく察知できる状態のことを言うんだよ。
そうかいな。それはつまり、「感じ取り能力がえらい強い」ってことやな。なんでもすぐに気づいてしまう、そんな感じやな。
周りの変化にすぐに反応する、すごい感じやろな。
【語源・由来】
「鋭」は「するどい。さとくすばやい。」
「感」は「かんじる。心が動く。心にひびく。心に受ける。」
【類義語】
敏感、鋭敏
【対義語】
鈍感
鋭感(えいかん)の解説
カンタン!解説
「鋭感」っていう言葉はね、人の感じる力がとても敏感で、小さなことでもしっかりと気づくことができるって意味なんだよ。
例えば、「さすが画工 (えかき) らしい良心と、鋭感とが残っていた」〈谷崎・刺青〉っていう文はね、この画家はすごい良心があるし、感じる力もすごく鋭いから、小さいことでもしっかりと気付くことができるんだって言っているんだよ。
だから、「鋭感」っていう言葉は、何かを感じ取る力がとても高い、という意味で使われるんだよね。
鋭感(えいかん)の使い方
健太くんは、何で田舎に引っ越してきたの?
鋭感な思春期の頃は、自然に囲まれてのんびり過ごすべきだという父さんの考えからだよ。
都会の方が良かった?
父さんの言う通り、自然に囲まれているおかげで、穏やかに自分と向き合うことができてよかったよ。
鋭感(えいかん)の例文
- 健太くんは、男女交際に関して鋭感なお年頃だ。
- ともこちゃんは、ファッションに対して鋭感である。
- 健太くんの鋭感な分析は参考になる。
- 鋭感な時期に、いろんなことに挑戦するのは良いことだ。
- 情報化社会を生き抜くためには鋭感さが必要だ。