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「公言」の意味と使い方や例文!「 口外」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
公言

【読み方】
こうげん

【意味】
隠し立てせず、人前で公然と言うこと。おもてだって言うこと。

【語源・由来】
「公」は「世間一般。」
「言」は「いう。話す。述べる。」

【類義語】
豪語

公言(こうげん)の使い方

ともこ
健太くんは、あのアイドルグループが好きだと公言しているわよね。
健太
大好きだよ。
ともこ
じゃあ、今度のライブに行くの?
健太
二日間とも行く予定だよ!

公言(こうげん)の例文

  1. この事はどこでも公言して無いから、この機会を利用して公言して置く。(森鴎外、訳本ファウストについて)
  2. 彼は何か一つ役を演じてみたかったが、この希望を公言する勇気がなかった。(スタンダール、パルムの僧院 下)
  3. 彼は、堂々と公言してはばからない。
  4. 彼は優勝すると公言した。
  5. 最後の決心であった。そうしてその決心を彼女はすでに継子の前で公言していたのである。(夏目漱石、明暗)

「公言」と「 口外」の違いは?

公言」に似ている語に「口外(こうがい)」があります。

口外」は、「口に出して言うこと。秘密などを他人にもらすこと。」という意味です。

公言」も「口外」も、他人に言うことをいいます。

しかし「公言」は、人前でオープンに言うことをいいます。

対して「口外」は、他人に秘密などをもらすことをいうので意味が違います。