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「復調」の意味と使い方や例文!「復調の兆し」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
復調

【読み方】
ふくちょう

【意味】
①からだなどの調子が正常な状態に戻ること。
②変調された信号波から原信号を再生すること。また、その操作。検波。

【語源・由来】
「復」は「もとの状態にもどる。もどす。」
「調」は「物事の進行するぐあい。」

【類義語】
克服、回復、検波

【対義語】
変調

復調(ふくちょう)の使い方

健太
僕たちのクラスは、バスケットボール大会で優勝することができるかな。
ともこ
健太くんが復調すれば優勝できるわよ。
健太
僕次第なのね。
ともこ
早く足の捻挫を治してね。

復調(ふくちょう)の例文

  1. 景気が復調する兆しは見えない。
  2. 医者が匙を投げたのに、奇跡的に復調した。
  3. 不調だった選手に復調の兆しが見え始めた。
  4. 復調の気配が見えていた。
  5. 復調傾向だったが、また怪我をしてしまった。

「復調の兆し」とは?

復調」は「復調の兆し」という表現で使われることがあります。

復調の兆し」の「兆し」は「物事が起こりそうな気配。兆候。」をいいます。

復調の兆し」は、正常な状態に戻る兆候という意味です。

「先日のレースでは復調の兆しが見られたから、オリンピックに間に合うだろう。」というように使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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