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「不満」の意味と使い方や例文!「不平不満」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不満

【読み方】
ふまん

【意味】
もの足りなく、満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「満」は「十分に足りて欠けたところがない。」

【類義語】
不服、不平、不満足、不足

【対義語】
満足、充実

不満(ふまん)の使い方

ともこ
健太くん。不満そうね。
健太
不満だらけだよ。早く帰りたいのに掃除当番だし、節電のためにエアコンが切られていて暑いし、もう嫌だ。
ともこ
汚い教室で一日過ごす方が不満を感じると思うわ。
健太
ロボットが掃除してくれればいいのにな。

不満(ふまん)の例文

  1. 自分の仕事に不満があるなら転職すればいい。
  2. 生徒は、寮の食事に不満があるようだ。
  3. 世の中に対して不満を抱き、政治家を志した。
  4. 忙しくて山登りに行くことができず欲求不満です。
  5. 不満分子がクーデターを起こす危険性があった。

「不平不満」とは?

不満」を用いた表現の一つに「不平不満(ふへいふまん)」があります。

不平不満」は、ある物事や状態に対して、心持ちが穏やかでなく満ち足りないさまをいいます。

不平」は、「心がたいらかでないこと。満足できず心が穏やかではないこと。また、そのさま。」という意味です。

【例文】

  1. そういうものだと思っているから、不平不満を口にすることはない。
  2. 政情の激変で仕事を失い、非常に強い不平不満を抱いている。
  3. 彼に感謝こそすれ、不平不満は持たなかった。