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「不便」の意味と使い方や例文!「ご不便をおかけしますが」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不便

【読み方】
ふべん

【意味】
便利でないこと。都合の悪いこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「便」は「障りなく事が運ぶ。都合がよい。」

【類義語】
不都合、面倒、厄介、邪魔

【対義語】
便利、重宝

不便(ふべん)の使い方

健太
携帯電話が無いと不便だね。
ともこ
壊れてしまったの?
健太
そうなんだ。無いことに慣れるまでに時間がかかりそうだ。
ともこ
携帯電話に触れない生活は、心身共に大事な事よ。これを機に、携帯電話離れをしてみた方がいいわ。

不便(ふべん)の例文

  1. 携帯電話の仕様が変更され、不便を感じるようになった。
  2. 路線バスが廃止され、地元住民は不便を強いられています。
  3. ゼロコロナ達成に向けて、不便な生活を余儀なくされた。
  4. 不便な場所にあるが、味が確かなので、わざわざ足を運びたくなる店です。
  5. 色々なご不便やお手数をおかけしてしまい申し訳なく思います。

「ご不便をおかけしますが」とは?

不便」を用いた表現の一つに「ご不便をおかけしますが」があります。

ご不便をおかけしますが」とは、工事のため通行止めになり、通行人に迷惑がかかる場合に使われることがあります。

「不自由をおかけします」、「ご迷惑をおかけします」などと同じで、相手に不便をかけさせて申し訳ないとお詫びする時に使う言葉です。

ご不便をおかけしますが」の「かけ」は、「掛け」と書き、迷惑や損害などを被らせるという意味で使われます。

ご不便をおかけしますが」は、迷惑や損害など好ましくないことを被らせて申し訳ございませんという意味です。

【例文】

  1. 工事に伴い一時断水し、近隣のみなさまにはご不便をおかけしますが、何卒ご理解ください。
  2. アクセスが集中しております。ご不便をおかけしますが、時間をおいてご利用ください。