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「刎頚」の意味と使い方や例文!「刎頚の友」とは?(類義語)

【二字熟語】
刎頚

【読み方】
ふんけい

【意味】
首を斬ること。斬首。

【語源・由来】
「刎」は「首をはねる。」
「頚」は「くび。」

【類義語】
斬首

刎頚(ふんけい)の使い方

ともこ
健太くん。困っていることがあるんだけど助けてくれる?
健太
刎頚の友の為ならなんでもするよ。
ともこ
頼りになる友だちがいてよかった。今すぐ2km先の豆腐屋さんに走って行って、絹豆腐を買ってきて欲しいの。30分以内に戻ってきてね。
健太
使い走りじゃないか。

刎頚(ふんけい)の例文

  1. 健太くんとは刎頚の交わりを終生続けた。
  2. 彼らは互いを認め合い、刎頚の交わりを結んだ。
  3. 刎頚之友の死を知り、健太くんが数日間食事が喉を通らなかった。
  4. 刎頚の交わりを結んだ彼は、会社をくびになった時も妻と離婚した時も助けになってくれた。
  5. 刎頚の友がいることは、最上の幸せだと思う。

「刎頚の友」とは?

刎頚」を用いた表現の一つに「刎頚の友(ふんけいのとも)」があります。

刎頚の友」とは、刎頸の交わりで結ばれた友のことをいいます。

刎頚の交わり」とは、「史記」藺相如伝からです。その友のためなら、たとえ首を切られても悔いないくらいの親しい交際のことをいいます。
【例文】

  1. 彼とは小学校からの仲で、刎頚の友です。
  2. ドイツの元首相とロシアの大統領は刎頚の友である。
  3. ロッキード事件で、証人喚問を受けた小佐野賢治が、田中角栄との関係を問われた際に、刎頚の友と答えた。