「紛失」の意味と使い方や例文！「亡失」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
紛失

【読み方】
ふんしつ

【意味】
①物がまぎれてなくなること。また、なくすこと。
②抜け出して逃げること。

【語源・由来】
「紛」は「入りまじってわからなくなる。」
「失」は「なくす。うしなう。うせる。」

【類義語】
遺失、不足

【対義語】
拾得、入手

紛失（ふんしつ）の使い方

パスポートがない！日本に帰れないよ。

パスポートを紛失したときには、大使館で臨時パスポートを発行してもらうしかないわね。

大使館なんて行ったことが無いよ。

犯罪を起こしたわけじゃないんだから、親身になってくれるわよ。

紛失（ふんしつ）の例文

1. スマートフォンの紛失や落下を防ぐためのスマホ専用ポシェットが人気だ。
2. 荷物の紛失リスクを恐れて、預けずに機内に持ち込むビジネスマンが多い。
3. 貴重な資料が数点紛失していることに気が付いた。
4. 全市民の個人情報が入ったUSBの紛失事故が起きた。
5. エアコンのリモコンを紛失しても焦らないで、汎用性リモコンがあるから。

「紛失」と「亡失」との違いは？

「紛失」に似ている語に「亡失（ぼうしつ）」があります。

「亡失」は、「失いなくすこと。また、うせてなくなること。」という意味です。

「紛失」も「亡失」も、なくすことをいいます。

しかし「紛失」は、まぎれてなくすことをいい、一般的によく使われます。

対して「亡失」は、失いなくすことをいい、文章語で使われることが多い点が違います。