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「奮闘」の意味と使い方や例文!「孤軍奮闘」とは?(類義語)

【二字熟語】
奮闘

【読み方】
ふんとう

【意味】
①力をふるって戦うこと。奮戦。
②力いっぱい努力すること。

【語源・由来】
「奮」は「ふるい立つ。気力をふるう。」
「戦」は「武器をもって敵と争う。たたかい。いくさ。」

【類義語】
力闘、力戦

奮闘(ふんとう)の使い方

ともこ
健太くんが辞書を片手に勉強しているなんて珍しいわね。
健太
アメリカ人とメル友になったんだけど、辞書がないと読めないんだ。
ともこ
それで、辞書を片手に、英文メールと奮闘しているってわけね。
健太
そうなんだ。いつか辞書なしでメールのやり取りをすることができるようになりたいな。

奮闘(ふんとう)の例文

  1. 奮闘むなしく敗れた。
  2. 彼女は今、休職して子育てに奮闘中です。
  3. 会社の不正を暴こうと孤軍奮闘している。
  4. 強敵を相手に奮闘した。
  5. 平和を守るために奮闘する。

「孤軍奮闘」とは?

奮闘」を用いた語の一つに「孤軍奮闘(こぐんふんとう)」があります。

孤軍」は、助けのない孤立した軍勢の意。

孤軍奮闘」は、「援軍もなく孤立した中でよく戦うこと。また、だれの援助も受けずに一人で努力すること。」という意味です。

不利な状況の中で努力する者を称える場合に用いられることが多いです。
【例文】
・会社を立て直すために孤軍奮闘した。
孤軍奮闘の末、新薬の開発にこぎつけた。

【類義語】
たった一人での意
・無援孤立(むえんこりつ)
・孤軍重囲(こぐんじゅうい)
・孤立無援(こりつむえん)
・四面楚歌(しめんそか)
全力を尽くしての意
・悪戦苦闘(あくせんくとう)
・意匠惨憺(いしょうさんたん)
・苦心惨憺(くしんさんたん)