【二字熟語】
節穴
【読み方】
ふしあな
【意味】
①板などの節が抜けおちたあとの穴。
②見る能力のない目。見えるはずのものを見落としたり、物事の意味を見抜く力のないことをあざけっていう語。
【語源・由来】
「節」は「ふしのようになった所。つなぎ目。また、文章・音楽などのくぎり。」
「穴」は「あな。」
【類義語】
浅見
【対義語】
達見、卓見、慧眼、達観、洞察
節穴(ふしあな)の使い方
目的のビルが見つからないな。
健太くんの目が節穴じゃなければ、もう視界に入っているはずなんだけどな。
ともこちゃんは見つけたの?意地悪言わないで教えてよ。
目の前にあるわよ。
節穴(ふしあな)の例文
- 戸の節穴から光が差し込んでいる。
- 私の目は節穴ではないから、君が考えていることぐらいわかる。
- 良い人だと思ったのに、私の目は節穴だった。
- 君の目が節穴であるだけでなく、耳も抜けているのか。
- 彼を見つけることができなかったとは、スカウトマンの目は節穴だな。
「お前の目は節穴か」とは?
「節穴」は「お前の目は節穴か(おまえのめはふしあなか)」という表現で使われることが多いです。
「お前の目は節穴か」は、相手の眼力のないことをののしっていう言葉です。
【例文】
- こんなに二人の顔が似ているのに兄弟だと気が付かなかったとは、お前の目は節穴か。
- お前の目は節穴かとののしられたが、私の目は節穴ではない。
- こんな大きな誤植を見逃すとは、お前の目は節穴か。