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「復活」の意味と使い方や例文!「復帰」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
復活

【読み方】
ふっかつ

【意味】
①死んだものが生き返ること。よみがえること。蘇生 (そせい) 。
②いったん廃止したものなどを再びもとの状態に戻すこと。また、消失したものが、再びもとの状態に戻ること。
③キリスト教で、十字架上で死んだイエス=キリストがよみがえったことをいい、キリスト教の最も中心的な信仰内容。イエスの復活は罪と死に対する勝利であり、神の愛による人類の救いの完成という意味をもつ。

【語源・由来】
「復」は「もとの状態にもどる。もどす。」
「活」は「生きる。暮らす。」

【類義語】
蘇生、再生

【対義語】
消滅、老朽

復活(ふっかつ)の使い方

ともこ
健太くん。何を作っているの?
健太
復活祭の準備をしているんだよ。
ともこ
イースターエッグっていうやつね。
健太
そう。それだよ。キリストの復活を記念する祭りだよ。一緒に卵に色を塗ろうよ。

復活(ふっかつ)の例文

  1. 軍国主義が復活することだけは避けたい。
  2. 一度削られた予算が、局長級同士や大臣同士の折衝によって復活することを復活折衝という。
  3. ゾンビでもいいから、死んだともこちゃんが復活することを望む。
  4. 二人の友情が復活したようで良かった。
  5. 敗者復活戦で勝利したが、次の試合で負けた。

「復活」と「復帰」の違いは?

復活」に似ている語に「復帰(ふっき)」があります。

復帰」は、もとの位置・状態などに戻ることをいいます。

復活」も「復帰」も、もとの状態にもどるという意味があります。

しかし「復活」は、生き返ったりよみがえったりすることをいい、再び勢いを盛り返すことを表します。

対して「復帰」は、「祖国復帰」「現役復帰」のように、退いていた地位や場所、状態に戻ることを表します。

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