姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「不撓」の意味と使い方や例文!「不撓不屈」とは?(類義語)

【二字熟語】
不撓

【読み方】
ふとう

【意味】
どのような困難にあっても屈しないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「撓」は「たわむ たわめる みだす たわむ たわめる。」

【類義語】
不退転

不撓(ふとう)の使い方

健太
昭和は、不撓の根性をテーマにしたアニメが多かったようだね。
ともこ
怪我をするのは根性がないからだと思われていたような時代よね。
健太
昭和じゃなくてよかった。
ともこ
健太くんは根性がないもんね。

不撓(ふとう)の例文

  1. 不撓の忍耐力で、困難に打ち勝つ。
  2. 不撓の熱心な捜査で犯人逮捕に至った。
  3. 不撓の努力は結実をもたらした。
  4. 不撓の希望を持ち続けている。
  5. 不撓の努力が払われている。

「不撓不屈(ふとうふくつ)」とは?

不撓」を使った四字熟語に「不撓不屈」があります。

不撓不屈」は、どんな困難にあっても決して心がくじけないことをいいます。

【例文】

  1. 先人の不撓不屈の精神が、日本を発展させてきた。
  2. 不撓不屈の精神で仕事を成し遂げた。