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「不運」の意味と使い方や例文!「悪運」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不運

【読み方】
ふうん

【意味】
運の悪いこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「不」は「よくない。悪い。」
「運」は「めぐりあわせ。」

【類義語】
悲運、非運

【対義語】
幸運、強運

不運(ふうん)の使い方

健太
こんな不運な目にあうとは、昨日の僕は想像だにしなかったよ。
ともこ
予想できてたら、不運を回避することができたのにね。
健太
できれば回避したかったよ。
ともこ
明日は幸運に恵まれるかもしれないわよ。

不運(ふうん)の例文

  1. 不運な境遇を嘆く。
  2. 不運に見舞われる。
  3. 健太くんは、度重なる不運にもめげなかった。
  4. 不運にもともこちゃんは事故に巻き込まれた。
  5. 不運続きで困る。

「不運」と「悪運」の違いは?

不運」と似ている語に「悪運(あくうん)」があります。

悪運」は、
①悪いことをしても報いを受けず、かえって栄えるような運。
②運の悪いこと。不運。

という意味です。

不運」も「悪運」も、運の悪いことという意味です。

しかし、「悪運」には、「悪いことをしても報いを受けず、かえって栄えるような運」という意味がありますが、「不運」にそのような意味はありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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