激励の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
激励
【読み方】
げきれい
【意味】
はげまして気を引き立たせること。
あぁ、そういうことか。つまり、「人を元気づけて、もっとがんばれるようにすること」やな。
友達や仲間を「頑張れ!」って応援するみたいなもんか。そうやってみんなで励まし合うことが大切やってことやな。
【語源・由来】
「激」は「はげます。ふるいたたせる。」
「励」は「相手を力づけてやらせるようにする。はげます。」
【類義語】
鼓舞
【対義語】
誘惑
激励(げきれい)の解説
カンタン!解説
「激励」という言葉はね、人を元気づけたり、やる気にさせたりすることを意味しているんだよ。誰かを応援して、その人ががんばれるように力を与えることなんだ。
例えば、「選手を激励する」というのは、スポーツをしている人たちに対して、彼らを応援して、もっと頑張れるように勇気や元気を送ることを意味しているんだよ。これは、彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるように応援や励ましをすることを表しているんだ。
また、「弱虫の若様をこれまでに激励したのはたしかに正三君のおてがらだった」〈佐々木邦・苦心の学友〉という文章はね、少し臆病な主人公を、正三君という人がこれまでに何度も励ましたり、勇気づけたりしたことを示しているんだよ。
だから、「激励」という言葉は、人を勇気づけたり、応援したりすることを表しているんだね。
激励(げきれい)の使い方
校長先生が、インターハイに出場する僕らを激励してくれたんだよ。
良かったわね。皆の期待に応えないといけないわね。
校長先生の激励で、なんだか気が引き締まったよ。
まずは初戦突破よ!一試合ずつ全力でがんばりましょう。
激励(げきれい)の例文
- ファンから激励の言葉が多数寄せられた。
- そして絶え間なく諸民族の新らしい美に多くの示唆と激励とを与えている。(高村光太郎、美の日本的源泉)
- 「ヨシユキさんは舟橋さんが好きなんですね」 井上さんには、いつも賞めてもらった。井上靖という人は、賞めることで相手を激励し鼓舞しているのかもしれない。(吉行淳之介、犬が育てた猫)
- 世界大会出場が決まり、仲間から激励を受けました。
- 被災者は、がんばれと激励されるのがつらいんだ。
激励の文学作品などの用例
「叱咤激励」とは?
「激励」を用いた表現の一つに「叱咤激励(しったげきれい)」があります。
「叱咤激励」とは、大声で叱るようにはげまし、気持ちを奮い立たせることという意味です。
「叱咤」は大声でしかりつけることという意味です。「叱」「咤」ともに、しかるという意味です。
「叱咤激励」という言葉はね、大きな声で叱りつつも、その人を勇気づけたり、やる気を引き出したりすることを意味するんだよ。
まるで、スポーツのコーチが選手を厳しくも愛情を込めて鼓舞するような感じだね。
ああ、わかるわかる。それって、コーチが選手に「もっと頑張れ!」って大声で言いながら、実はその選手のことを思ってるってやつやな。スポーツの世界でよく見る光景やろ。
先生が生徒に厳しいことを言っても、実はその子のためを思ってるって感じやな。つまり、「叱咤激励」ってのは、厳しさの中にも愛があるってことやね!
【類義語】
・鼓舞激励(こぶげきれい)
・切切偲偲(せつせつしし)
【例文】
- 不登校の子供を叱咤激励して無理に登校させたのが良くなかった。
- 心が折れかけていた健太くんを叱咤激励して奮起させた。
つまり、他の人に元気や勇気を与えて、彼らがもっと頑張れるようにする行為なんだ。